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ALIS クローズドβ版でトークン配布機能がリリース開始! 1.5ALIS 投げ銭してもらいました

 

先日クローズドβ版がリリースされたばかりのALISですが、今日からトークンの配布機能(投げ銭)がリリースされたようです。

僕も1記事だけ投稿していたのですが、約1.5ALISが配布されてました。

 

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1ALISでいくらなのかわかりませんし、いまのところ配布されたALISをウォレットに引き出したり換金したりはできないみたいです。

つまり、ALISトークンが配布されたとはいえ、いまのところTwitterの「いいね」と大差ないということです。

ALISに記事を投稿すれば自己満足にはなりますが、のめり込むほどのものではありません。

 

期待外れ過ぎるALISクローズドβ版

クローズドβ版がリリースされる前までは、ALISについて

 

「フェイクニュース、紹介報酬を稼ぐためのステルスマーケティング、及び低品質なゴミ記事が減らせる。その結果、信頼できる情報だけが見られるようになる。」

 

そういう仕組みだと思っていました。

 

簡単に言うと、ALISが普及すればグーグルの検索結果とは違って「信頼できる情報」だけにアクセスできるようになると思っていたんです。

 

いまの検索エンジンは、

  • 誰かがブログに書いた内容をパクっただけのコピペ記事
  • タイトル詐欺の記事
  • 科学的根拠や情報の真偽を確認していない(裏付けが取れていない)ウソの情報

にも簡単にアクセスできます。

また、広告報酬をもらうために「意図的にランキングを操作した商品レビュー」「読んだときの印象が良くなるように、都合の良い情報だけを公開しているレビュー記事」もあります。

 

これらのせいで「検索エンジンは信頼できない」「グーグルは信用できない」と思っているネットユーザーもいるのですが、ALISではこういった信ぴょう性のない記事を書いても、1円にもなりません。

 

いまの検索エンジンでは、ウソの情報を投稿したとしても、

  • 話題性
  • キーワードの選定スキル

があればアクセスを集められ、広告収入などを得ることができるようになっています。

 

ALISではこれが是正されると僕は思っていましたし、ALISの開発者たちもおそらく同じことが目的でALISを作ったはずです。

 

ところが実際にALISのクローズドβ版を見てみると、期待してたのとは全然違いました。

 

「情報源が記載されていない 信頼性のない記事」でも投げ銭されていますし、僕が投稿した記事のように「読む価値のない 内容がスカスカの記事」でも投げ銭されています。

これでは全くの期待外れです。開発者も浮かばれないでしょう。

 

正直者でもバカを見る

ALISでは「正しい情報を発信している人」が、「ウソの情報を発信している人」より高く評価される仕組みになっています。

 

投稿した記事にたくさん投げ銭してもらえている人はそれだけ「信頼のある人」と判断され、

たくさん投げ銭されている=信用のある人、正直な人

ということで、他のユーザーからも信頼を集めることができます。

 

信頼できる人と信頼できない人であれば、当然信頼できる人の書いた文章を読むユーザーが増えるので、信頼のある人はさらにたくさんの人たちに投稿記事を読んでもらえるようになります。

そしてたくさんのユーザーに読んでもらえた結果、さらに投げ銭してもらえる…という良い循環が生まれます。

 

投げ銭により集めたトークンは換金できるので、信頼できる人、正直な人ほど儲かる仕組みになる…はずでした!

 

ところがALISの制度設計に問題があり、たくさんのALISトークンを投げ銭して貰えたとしても、ALISトークンの価格がどんどん下がっていくので最終的には【電子ゴミ】になるみたいです。

正直者はなにをしても報われない…。

 

トークンがもらえるから良い情報だけを誠実に公開してきたのに、もらったトークンが無価値になってしまったら「いままでの俺の苦労はなんだったんだ?」って感じですよね。

 

以前、「仮想通貨でチップを送れるサービス「ALIS」の仕組み、メリットやデメリットについて調べてみた!」でも書きましたが、ALISでは運営団体がALISトークンを少しずつ市場に放出(供給)し続けています。

供給する量よりも「僕もALISトークンが欲しい!」という需要側が多ければALISトークンの価値は上昇していきます。

しかし、需要よりも供給が上回ると値下がりすることになります。

 

閉店間際のスーパーに行くと、惣菜コーナーのおかずや菓子パンなどが半額くらいになって売られていることがあります。

これと同じで、誰も欲しがらないもの(需要がないもの。供給が多すぎるもの。)は値段が下がっていきますし、タダ同然になっても買ってもらえない場合があるんです。

 

ALISトークンも売れ残りの惣菜と同じ運命を辿り、いずれは電子ゴミになるかもしれません。

 

正式リリースまでに改善されるか?

ベータ版ではいまのところ、ALISの悪い部分だけが目立っている状態です。 

 開発者の意図しない方向へ進んでいるようなので酷評したくはないのですが、いまのところ「残念な仕組み」になっちゃってます。

 

これ以上どこをどう改善すれば良いのか僕にはよくわからないのですが、とりあえず、

  • 低品質な記事、アフィリエイト記事はALISから削除する
  • 低品質な記事ばかり投稿しているユーザーはIPアドレス単位でブロックする
  • 低品質な記事に投げ銭しているユーザーをブロックする
  • ALISトークンの供給量を減らす

くらいでしょうか。

 

仮想通貨を使った仕組みを作るのは面白いし良い試みだとは思うのですが、制度設計やシステムに問題があるとどんなに面白そうに見えても普及はしません。

ユーザー数が確保できなければ自然消滅するかサービス終了するのがオチですので、開発者の方々には創意工夫を頑張ってもらいたいと感じました。