一般人が自動運転車を開発する時代。夏休みの自由研究に自動運転ラジコンはいかが?

ブログをやるよりもプログラミングをやった方が稼げる!という噂を聞いてプログラミングの学習方法について調べていたら、面白いものを見つけました。

自動運転で動くラジコンカーの動画です。

自動運転のラジコンカー


詳細

 

こちらは市販されているラジコンカーにスマートフォンを搭載し、スマホで撮影した道路の画像から「道路」と「道路以外の場所」を認識させ、道路部分だけを走行できるようにハンドル操作や直進・後退を自動で運転させています。

動きがカクカクしているのは撮影した道路の画像をパソコン上のプログラムで一旦認識させ、その後、ハンドルやアクセルの操作を行っているからです。

 

ラジコンカーに乗せたスマホで進行方向の画像を撮影

↓  ↓  ↓

画像をパソコンに送信

↓  ↓  ↓

パソコン(プログラム)で道路部分を認識し、コントローラーにハンドル操作や直進・後退を指示

↓  ↓  ↓

コントローラーが自動操縦され、ラジコンカーが自動運転される

…という仕組みです。

 

プログラミングのスキルとコントローラーの電子部品をカスタマイズする技術があれば、ラジコンカーを自動運転させることができるんですね。

 

進化した自動運転ラジコンカー

さきほどのカクカクした動きの自動運転ラジコンカーですが、実は2012年ごろに作られたものになります。かなり古いんです。

 

現在ではさらに進化しており、速く、滑らかに走行できる自動運転のラジコンカーが作られています。それがこちら。

↑これは2017年にYouTubeに投稿された動画です。かなり滑らかな動きになっています。5年も経てば進化するのも納得です。

 

自動運転ラジコンの大会「Donkey Car」

自動運転のラジコンカーがなぜここまで進化したのか?ですが、どうやら海外には自動運転のラジコン同士を競わせる「Donkey Car」という大会(もしくはコミュニティ?)があるらしく、このDonkey Carが自動運転技術の向上に一役買っているようです。

Donkey Car

 

Donkey Carでは自動運転ラジコンカーの制作方法が公開されているので、時間があれば作ってみてください。夏休みの自由研究で作ったら面白そう。

かなり高いレベルの専門知識と技術がないと難しいかもしれませんが、作り方は公開されているので時間さえあれば中学生でも作れるかも…。

 

実際日本でもDonkey Carを作っている方がいて、たとえば「名古屋電子工作の会」などが制作しています。

ラジコンに飽きたら実車で自動運転!

ラジコンに飽きてしまったのか、実車を改造して自動運転させる強者もいます。

こちらはホンダのシビックを改造して自動運転させたもの。

車内での撮影シーンがいまいちで本当に自動運転させているのか眉ツバものですが、赤外線センサーや人感センサーなどを搭載しなくても、スマホのカメラで車線内を走行させるくらいの改造ができるようです。

 

完全自動運転まであと少し!

人が操作しなくても済むような完璧な自動運転車はまだ普及していませんが、自動運転で動くラジコンカーや改造された自動運転車の存在を考えると、あと数年程度で完璧な自動運転車が普及し始めてもおかしくないように感じました。

市街地での走行では安全面での心配がありますが、高速道路のように生身の人間が出歩いておらず決められた車線内を走るだけの場所では、いずれは自動運転が推奨されて「手動運転禁止」になっているかもしれません。

できれば僕が生きている間に自動運転が当たり前になり、移動がいまよりももっと楽になっていたらありがたいと感じました。

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