会社員の肩書を持たず、自分のスキルで仕事を受注するフリーランスという働き方があります。
フリーランスは好きな場所、好きなタイミングで働けるというメリットがある一方、自分で仕事を取ってこれなければ収入がゼロになるという致命的なデメリットもあります。
そんなフリーランサーのために、フリーランスに仕事を仲介するサイト「 ランサーズ」が最大月収10万円分の仕事を保証してくれるベーシックワークの募集を開始しました。
ランサーズのベーシックワーク概要
まだ実証実験の段階なので募集するのは「ウェブライター」の職種に限られますが、自力でPR活動を行ったり受注実績を作らなくても、毎月最大で10万円分の仕事を斡旋してもらえます。
【仕事保証付Webライター塾】
「説明会・第1期生選考会」
参加条件:フリーランスであること
※ランサーズ非会員でも可
募集人数:最大 30 名
募集期間: 2018年6月20 日(水) ~ 2018年7月6日(金)
説明会日時: 2018年7月10日(火) 19:00~21:00
詳細の確認と応募はこちらのページからできます。
応募ページを見た感じだと、最低3カ月、最高6カ月間にわたって毎月3~10万円分の仕事を保証してくれる代わりに、月額1万円の「Webライター塾」に通う必要があるみたいです。
お金を払いながら職業訓練校や専門学校に通うようなイメージですね。
仕事のスキルを磨きながらも月額3~10万円分の仕事は保証してくれるので、
- ウェブライターだけどいまの収入が月額10万円未満
- 月額1万円払ってでもライターのスキルを磨きたい
という方にはピッタリな制度です。
Webライター塾の講師陣も、元雑誌編集長や宣伝会議登壇者などのプロが招かれているようなので、現場で即戦力になる技術が磨けます。
フリーランスの仲介サイト「 ランサーズ」が主催してはいるもののランサーズ会員でなくても応募できるので、ブロガーやウェブライターの仕事をしていて興味がある方は、詳細ページを覗いてみてください。
他の職種にも拡大期待
いまのところ ランサーズでは、ウェブライターの職種に限定して仕事を保証するベーシックワークの募集(実証実験)を行っています。
ウェブライターの職種でうまくいけば、今後はデザイナーなど他の職種にもベーシックワークが拡大する可能性もあるので、実証実験の行方に期待したいです。
自力で仕事を受注できないフリーランサーにとってベーシックワークはありがたい制度ですが、デメリットもあります。
ベーシックワークのデメリット
ベーシックワークについて考えられるデメリットは以下のとおりです。
- 仕事を保証するかわりに一定量の仕事をするというのであれば、会社に雇用されるのと同じである(フリーランスのメリットである、好きな時に好きな仕事が選べない)
- 月額10万円の働かせ放題プランになる(ブラック環境。労働基準法も適用されない)
- 有能なフリーランス以外は仕事を保証してもらえない(仕事の依頼がない)ので、現状となにも変わらない
以上のようなデメリットが心配されます。
とはいえ、本来フリーランサーが自力で獲得しにいかなければならない仕事を、月額10万円分までは保証してくれるのは魅力的です。
フリーランスのメリット(好きな仕事が選べる)などと比較して、デメリットが気にならないという方は応募してみてください。
フリーランス用のサイト
ランサーズ以外にも、在宅ワーク用の仕事を仲介したり好きな時に仕事を受注したりできるサイトがあります。
ブロガーやデザイナー、イラストレーターの仕事やプログラマーの仕事、データ入力の仕事などもありますので、フリーランスに興味がある方や在宅での副業を探している方は登録しておきましょう。
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