仮想通貨交換業者の【GMOコイン】 が貸仮想通貨サービス(5月度)を開始しました。
申し込み期間は2018年5月9日~2018年5月23日まで。概要はこちら。
GMOコインは半年くらい前に口座開設していたので、僕のところにもお知らせメールが届いていました。
いつもGMOコインをご利用いただき、誠にありがとうございます。
2018年5月より、「貸仮想通貨」サービスのアルトコイン取扱を開始いたします。
貸仮想通貨サービスとは、お客様が保有されている仮想通貨を当社に貸し出すことで、貸し出した仮想通貨の数量に応じた貸借料をお受け取りいただけるサービスです。
貸仮想通貨サービスとは?
貸仮想通貨サービスというのは別名【レンディング】とも呼ばれており、自分が持っている仮想通貨を別の人に貸し出す仕組みです。
仮想通貨を貸し出した人は、貸出し期間と数量に応じて貸出し金利をもらい、仮想通貨を借りる人は、逆に金利を支払わなければなりません。
銀行にお金(日本円)を預けると預金金利(利子)が付き、銀行からお金を借りた場合は金利を支払わなければならないのと同じ仕組みですね。
仮想通貨を取り扱う業者の中では、以前はコインチェックが貸仮想通貨サービスを行っていましたが、NEMの大量盗難事件後はサービスを停止しています。
競合だったコインチェックが実質的に不在な中、GMOコインが同サービスに進出してきたかたちです。
対象コインと数量、貸出し利率、満期について
GMOコインからのメールによると、対象コインや貸出し数量、貸出し利率、満期について以下のように書かれていました。
・ 対象通貨
イーサリアム(ETH)
ビットコインキャッシュ(BCH)
ライトコイン(LTC)
リップル(XRP)
・ 申込単位
イーサリアム:100 ETH
ビットコインキャッシュ:50 BCH
ライトコイン:300 LTC
リップル:100,000 XRP
・ 最小申込数量
イーサリアム:100 ETH
ビットコインキャッシュ:50 BCH
ライトコイン:300 LTC
リップル:100,000 XRP
・ 最大申込数量
イーサリアム:1,000 ETH
ビットコインキャッシュ:500 BCH
ライトコイン:3,000 LTC
リップル:1,000,000 XRP
・ 満期
150日
・ 貸借料
【イーサリアム】
100 ETHにつき、2.04109589 ETH
※5%/年(税込)に相当(小数点第8位未満は切り捨て)します。
【ビットコインキャッシュ】
50 BCHにつき、1.02054794 BCH
※5%/年(税込)に相当(小数点第8位未満は切り捨て)します。
【ライトコイン】
300 LTCにつき、6.12328767 LTC
※5%/年(税込)に相当(小数点第8位未満は切り捨て)します。
【リップル】
100,000 XRPにつき、2,041.0958 XRP
※5%/年(税込)に相当(小数点第4位未満は切り捨て)します。
年利5%で利子が付くなら運用先として魅力的なんですが、申し込み単位が大きいんですよね…。
現在のGMOコインの取引レートがこちらなので、
最小申込数量でも
- イーサリアム:100 ETH(約800万円)
- ビットコインキャッシュ:50 BCH(約870万円)
- ライトコイン:300 LTC(約480万円)
- リップル:100,000 XRP(約810万円)
となります。
1種類の仮想通貨だけで最低でも500万円以上のコインを持っていないとダメなので、大金持ちを対象としたサービスですね。
仮想通貨の値動きが今後どうなるかはわかりませんが、
- 大量の仮想通貨を保有している
- しばらくは売却する気がない
という方は、GMOコインの貸仮想通貨サービスを検討してみてください。
今後のGMOコインの方針について
今回は大量保有者だけが対象となる貸仮想通貨サービスの募集でしたが、今後は一般人向けに、少量からでも貸し出せるようになるかもしれません。
今回の募集は、一般向けにリリースする前の「テストのために行っている」という推測です。
これはあくまでも僕も個人的な予想ですが、コインチェックが同様のサービスをやっていたときは最低入金額が30万円くらいでやっていたので、最終的には同程度まで利用しやすくなるんじゃないかと予想しています。
実際にどうなるかはわかりませんが、「もしも最小申込数量が下がったら、ぜひとも貸仮想通貨サービスを利用してみたい。」という方がいれば、いまのうちにGMOコインで準備しておくのが良いでしょう。
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