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【体験談】大学生、ニート時代に経験してきた派遣アルバイトの内容と実態、感想をまとめました

派遣 アルバイト


派遣会社に登録して、条件に合った仕事を探して働けるアルバイトってありますよね。

 数カ月単位で働くこともありますが、「スポット」といって一日限りの短期で働ける仕事が見つかることもあります。

今回はそういった派遣アルバイトのうち、大学生のころやニートになってから、僕が実際に派遣されて働いたことのある仕事をご紹介します。

仕事の内容と実態・感想を書きましたので、派遣アルバイトに興味があればご覧ください。 

シール貼りの仕事

大学生の時に最初にやった派遣アルバイトの仕事は、ペットボトルのキャップにシールを貼っていく仕事です。

よくジュースのボトルとかに抽選の応募シールが貼ってあるじゃないですか。あれを貼りつける係ですね。

 

町中の小さな配送業者の倉庫で、ベルトコンベアを流れる箱詰めのペットボトルにシールを貼っていきます。

  1. ベルトコンベアの上流にいる人が箱を開け
  2. 途中の人たちが決められた列ごとにシールを貼っていき
  3. 最後の人が接着剤で箱を閉める

という作業が続きます。

 

あのシールはジュースの製造段階で機械が貼ってるんだと思っていたので、まさか人間が手作業で貼り付けていたと知りビックリしました。

まあそれだけじゃなく、なぜか作業場の倉庫が真冬なのにシャッターが全開になってたりしてそれにもビックリしたんですけどね。寒いよ!

 

ボトルにシールを貼るのと同じ要領で、缶コーヒーの上部にオマケのおもちゃを取り付ける作業もやりました。

こちらは上手く缶にはめることができず、なおかつ力も必要なので疲れました。

数日間は手のひらに変なアザと痺れが残ったりしてキツかったです。

遺品整理(?)

とある県営住宅の一室から、ひたすら荷物を運び出す仕事です。

男性3人で食器棚の食器やタンスの中身のなど、段ボール箱に詰められるものは段ボールに詰め、外に停めてある4トントラックに放り込んでいきます。

 

箱に詰めてもいいのかよくわからない物や貴重品が見つかったりした場合はリーダー格の人に聞くように言われており、「台所の醤油ってどうしますか?」「お金が出てきましたー!」みたいな声が飛び交っていたのですが、「へその緒が出てきましたー!」って聞こえたときは笑いましたね。へその緒って…えっ?

 

当時は「引越し補助」みたいな内容で募集されていたと思うのですが、いま考えるとあれは遺品整理だったような気がします。

荷物をあんなに乱雑に箱詰めしてトラックにも適当に放り込んでいったのに、別の家で使うとは思えませんからね。

業務用コピー機の搬入

コンビニや事業所をトラックで回り、業務用の大型コピー機や大型の電子機器を搬入していきました。

業務用のコピー機ってけっこう重いんですけど、トラックから降ろすときは電動リフトが使えるし横移動時は車輪が付いてたのであまりキツい仕事ではなかったです。

電子製品なのでドアとか壁に激突しないようにだけ気を付けました。

 

コピー機って搬入後にセッティングをしたり試運転をしたり取り扱い方法の説明をしたりするんですが、面倒なことは一緒に行った社員さんというか電機メーカーの人がやってくれました。

地元の看護専門学校の職員室に入れたりして面白かったです。

配送工場で仕分けと荷下ろし

とある運輸会社の配送工場で、送り先ごとに荷物を仕分けて空のトラックに乗せたり、東京から届いた荷物をトラックから降ろしたりしました。

「軽作業」で募集されてたと思いますが、ガチの肉体労働です。

こういう募集内容と実態がかけ離れてることがあるから派遣バイトは怖いね~。

 

カートに乗った荷物には配送先ごとに番号付きシールが貼ってあるので、指定の番号の箱だけをベルトコンベアに乗せていきます。

年末のお歳暮シーズンだったからか、ビールの箱とか食用油が多かった気がします。

 

ベルトコンベアは配送用トラックの発着場へと続いており、荷物はそこからトラックへと積みこんでいきます。

通販の工場でピッキング

通販の工場でピッキング(指定の商品を選んで箱詰めする作業)もしました。

倉庫内がスーパーマーケットみたいな感じになっており、指定された商品をバーコードで読み取ったあと「コンテナ」と呼ばれるプラスチック製の箱に入れていきます。

このコンテナは重量センサー付きの台車に乗せられており、指定された商品をコンテナに入れると重さを感知してくれます。

入れ忘れた物があるときや、本来入れるべき物とは違う商品を入れてしまったときにはアラームが鳴る仕組みです。

  • 商品伝票を読み込んで、ピックアップする商品を表示 
  • バーコードで商品をチェック
  • 台車の重量センサーで入れ忘れや入れ間違いをチェック

というダブルチェックになってます。

くせ者なのが「鰹節」で、見た目がモッサリしているわりに重さがほとんどないんです。そのため台車が重量を検知できず、よくエラーになってました。

 

商品を入れたコンテナは別の部屋へ運ばれ、段ボールに詰めて配送伝票が貼られます。

 

ピッキングの仕事はラクチンでしたね。

普段スーパーでは素通りしちゃうような商品を触ったり、注文後の配送の仕組みを知ることができたりもしたので楽しかったです。

一生やり続けたいとは思わないけど。

 

あと、この時は運が良かったと思っています。

派遣アルバイトの募集に【軽作業・ピッキング】とあった場合、男性ならほぼ間違いなく仕分けや荷下ろしに回されます。

募集要項にピッキングとあっても、実際には別の仕事をすることになる可能性が高いので期待しない方がいいです。

 

同じ報酬額だけど、

  • 女性だと文字通りの軽作業ができる
  • 男性だと軽作業と偽り重作業をすることになる

これもまた1つの男女差別ではないのかな?と、当時はまだ大学生で社会のことがよくわかっていませんでしたけど不公平さを感じました。

食品工場

食品工場にも派遣されたことがあります。

コンビニで売っているお弁当の盛り付けや、サンドイッチにレタスを挟んだりしてました。

 

ここは地獄だったな~。

ベルトコンベアを使って流れ作業でやっていくのですが、スピードが早いんですよ。

サンドイッチのパン(生地)に具を乗せるときには、レタスの枚数とか置き場所などが決められています。

決められたとおりに置かなかったり、作業スピードについていけず具を乗せそびれたりすると罵声が飛んできました。

「なにやってんだよ!」「止めてんじゃねえよ!」みたいな。

 

長くやっているパートの方なのかよくわからないのですが、やたらと「派遣の人は仕事が遅い」「派遣の人は仕事が雑」などともキレてましたね。

うるせえババア!って内心思ってましたけど、そういうお局さん的な人がいるとやりにくいです。精神的に疲れます。

 

せめて作業のコツとか要領を教えてもらえればまだ改善できるのですが、ちょっと質問しようとすると「口じゃなくて手を動かして!」とまたキレられるので放置でした。

こういうハズレの場合もあるので派遣のアルバイトはギャンブルです。

漬物工場

会社を辞めてニートになった後は漬物工場でも派遣アルバイトをしたことがあります。

 

一生かけても食べきれない量の大根の皮をむいたり、

一生かけても食べきれない量のキュウリを運んだり、

一生かけても食べきれない量のレタスを箱から出したり、

一生かけても・・・

とにかく大量の野菜を切ったり運んだり箱から出したりしていました。

 

とくに大変だったのは箱からレタスやキャベツを出す作業です。

農家さんは収穫した野菜を段ボールの箱に6個詰めて、漬物工場へと送ってきます。

これを箱から出す作業ですね。

 

箱から出して台の上に乗せると、隣の人が表面にある虫食いの葉っぱや汚れた葉っぱを取り除き、さらにその隣の人が包丁で4分の1カットに切ってベルトコンベアに乗せる。

次の人はベルトコンベアに乗った葉物野菜の内側の方を見て、虫や異物の混入を取り除きながら葉っぱの束を崩していく。

崩された葉っぱは塩素消毒のシャワーに送られ、最後は裁断機にかけられて1口大の大きさにカットされ漬物用の溶液に浸される・・・という流れになっています。

 

で、この最初の「箱から出す作業」がなかなかの重労働で、若い男性がだいたいやらされます。

パレットと呼ばれる台の上にギュウギュウに乗せられた箱を持ち上げ、ひっくりかえし、野菜を出し、空になった箱を潰していくのでけっこう疲れます。

 

この肉体労働にさらに追い打ちをかけてくるのが、すぐ隣で葉っぱを取り除いているおっさん達です。

おっさん達は葉っぱをむしっているだけでめちゃくちゃ楽です。でも給料は僕と同じです。

 

筋肉の限界に挑もうと汗びっしょりになっている僕の1メートル隣には、汗1つかかずに同じ賃金をもらっているおっさんがいます。

僕はこういう不公平感が気になってしまい、数回でその派遣先はやめてしまいました。

世の中には「同一労働、同一賃金。」という言葉がありますが、そんなものは理想にすぎないと思い知りましたね。

多少の不公平さや理不尽さが気にならないなら派遣もアリ

以上が僕が経験してきた派遣アルバイトの内容と実態、感想です。

派遣アルバイトは好きな時に働けたりいろいろな種類の仕事が経験できたりするメリットがありますが、その一方で、同じ派遣アルバイト同士でも労働条件に格差があったり、募集内容とは全然違う仕事を割り振られて面食らうデメリットもあります。

 

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