ニートでいることに罪悪感を持っているなら「働かないふたり」を読んでホッと一息つこう

漫画「働かないふたり」が最高です。

働きすぎて心がギスギスしている方には癒しを、働かないことに罪悪感を持っている方には安心感を、働きたくない方たちには勇気を与えてくれる作品です。

ニート兄妹の日常系漫画

マイペースで対人恐怖症の妹・春子と、インテリなうえに友達もいる“エニート”な兄・守。社会のすみっこに生息する、絶滅危惧種的な仲良しアホ兄妹によるぐーたら日常漫画。大きい声では言えないけれど、この兄妹ちょっとうらやましい?

主人公の

  • エリートニート(エニート)の兄
  • 癒し系の妹

2人とも働いておらず、毎日ゲームばかりやって遊んでいます

そんな「働かないふたり」の日常を描いた漫画。

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2人とも働かないことに全然罪悪感を持ってなくて、ニートなのにとても楽しそうに暮らしている様子が個人的に好感度が高く、ニヤニヤしながら読みました。

が、はっきり言って読む人を選ぶ作品です。

  • 働かないことに罪悪感を持っていない人
  • 労働はオワコンだと思ってる人
  • 現役ニート

の方には受け入れやすいと思いますが、

「働かない奴はクズ!」

と思っている方にはウケないでしょうね。

「俺は毎日必死に汗水垂らして働いているのに、お前たちはなんだっ!

毎日ゲームして楽しそうに生きやがって!」

「楽して良い生活を送ってる奴はズルイ!」

とか思ってる方は読まない方がいいでしょう。

現役労働者の方で唯一楽しめるのは、こういう人くらいかな…。

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上には上がいるように、下には下がいる!

他人を見下すことで安心感を持てる方や、毎日カリカリしていて精神的に落ち着かない方が読めば、少しは心が落ち着くかもしれません。

働かないことが「ふつう」になる日も近い?

本作品ではニートの兄妹に対して両親が寛容な態度でいるのですが、すべてのニートの家庭で家族環境が良好なわけではありません。

むしろ兄妹間、親子間などで家族関係が良好なニートの方が稀でしょう。

そういった意味では実在しないニートの日常を描いているともいえます。

ただ、将来的にAIの発達や自動運転の普及が進み、世界中でどんどん仕事がなくなったらこういう家庭が増えるかもしれません。

最近はゲームのことを「e-スポーツ」と呼んで、ゲームの大会で賞金を稼いで生活する「プロゲーマー」も誕生しています。

芸能人もe-スポーツに参戦しているくらいですから、10年後には案外「働かないふたり」みたいな家庭がふつうになってるかも。

「労働」「ニート」「人生」についても考えさせられる作品です。未読の方はまずは1巻だけでもどうぞ。

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