はてなブログからWordPressに引越し!引越し手順とつまずいたポイント

これまで1年ほどはてなブログの有料プランで雑記ブログを運営してきましたが、有料プランの契約期間が切れるのでWordPressに引越しました。主な引越し手順は次のとおりです。

  1. (エックスサーバーを契約する)
  2. サーバーにドメインを設定する
  3. ドメインをエックスサーバーと紐づける(DNS、ネームサーバーをはてな→エックスサーバーへ)
  4. エックスサーバーにWordPressをインストール
  5. SSL化(http→httpsへ)
  6. 記事の引っ越し(はてなでエクスポート、WordPressでインポート)
  7. 外観(デザインテーマの変更)
  8. はてなブログからの転送設定
  9. アドセンスやサーチコンソール、アナリティクス(アクセス解析)の設定など

各手順ごとの簡単な説明と、実際にやってみて僕がつまずいたポイントについて解説します。

1、エックスサーバーの契約

WordPressを使うためにはレンタルサーバーを契約しなければなりません。レンタルサーバーの業者はたくさんありますが、僕はエックスサーバーを契約しています。

エックスサーバーはブログにアクセスが集中した時でも安定的に稼働してくれ、アクセス過多でサーバーダウンすることがほとんどありません。料金も紳士的ですので、コスパを考えたらエックスサーバーを使うのが一番です。

2・3、サーバーにドメインを設定。ドメインとサーバーを紐づける

サーバー側の設定

サーバーを契約したら、サーバー側にドメイン(これまで使ってきたブログのURL)を設定します。

僕の場合、ドメインはバリュードメインで取得した独自ドメインを使用してきたため、ドメインの設定先を「はてなブログ→エックスサーバー」へと変更するわけですね。まだ独自ドメインを取得していない場合は、この機会に独自ドメインを取得しておきましょう。

関連記事:【画像付き解説】バリュードメインで新規ドメインを取得する方法~チャージから登録、WHOIS代理公開まで

 

エックスサーバーにはインフォパネルやWEBメールなど複数のログイン画面があり紛らわしいですが、WordPressなどサーバー関連の設定はサーバーパネルから設定します。

 

ログイン後、「ドメイン設定」から独自ドメインを追加登録してください。

ドメイン側の設定

サーバー側での設定はドメインを新規登録するだけなので簡単なのですが、バリュードメイン側の設定は若干面倒くさいです。「DNS」と「ネームサーバー(NS)」を修正しなければならず、初めてやる方は混乱するかもしれません。

 

バリュードメインにログインした後、ドメインの設定操作画面から該当するドメイン欄の「DNS/URL」を選択。内容を全て消去します。

DNSの設定を初期化

はてなブログで独自ドメインを使い始める際にDNSの設定をしていたはずですが、これを初期設定の状態に戻すわけです。初期設定に戻すことではてなブログとの関連付けがなくなり、エックスサーバーとの関連付けができるようになります(バリュードメインとエックスサーバーの関連付けを行う場合、DNS設定は初期設定のままで大丈夫です)。

 

次にネームサーバーの設定を行います。

バリュードメインとエックスサーバーを関連付けする場合、ネームサーバーの欄にはそれぞれ

  • ネームサーバー1:ns1.xserver.jp
  • ネームサーバー2:ns2.xserver.jp
  • ネームサーバー3:ns3.xserver.jp
  • ネームサーバー4:ns4.xserver.jp
  • ネームサーバー5:ns5.xserver.jp

と記載します。

4、WordPressのインストール

DNSとネームサーバーの設定が終わったら、WordPressのインストールを行います。

先ほど独自ドメインを設定した時と同じように、エックスサーバーの「サーバーパネル」からWordPressをインストールしてください。

 

設定対象ドメインにブログのURLが設定されているのを確認したあと、「WordPress簡単インストール」からWordPressをインストールします。

このとき、はてなブログで使っていたブログのURLが www.〇✖△.com など www付きだった場合、「インストールURL」は wwwが付いたものを選んでおきましょう。

 

はてなブログでwww. 〇✖△.comではなくblog.〇✖△.comなどを使用していた場合は、先にサブドメインの設定画面からサブドメインとしてblog~を作成し、WordPressはblog.〇✖△.comにインストールします。

はてなブログで使用していたURLとWordPressのURLを同じものにすることにより、はてなブログ時代に培ってきたドメインの運営歴(戦闘力のようなもの)をWordPressにも引き継ぐことができます。URLが変わってしまった場合、はてなブログ時代の戦闘力はリセットされ、またゼロからやり直さなければなりません。この場合はアクセスが激減します。

WordPressに引越した後でも戦闘力が高い状態から再スタートできれば、検索エンジンからの評価も高いままですので、新しく書いた記事が検索結果の上位に入りやすくなりアクセスもこれまで通りです。

 

残りのブログ名やユーザー名、パスワード、メールアドレスは好きなものを設定し、WordPressをインストールします。キャッシュやデータベースの設定は初期設定のままで大丈夫です(キャッシュON、自動でデータベースを生成)。

 

WordPressをインストール後、http://ブログURL/wp-adomin/から管理画面にアクセスできるようになるのですが、まれにアクセスしても404NOT FOUND(該当するURLがありませんという意味)になってしまう場合があります。これだとログインできないので永遠にブログを更新できません。

僕もまさにこの症状で悩んだのですが、下記記事を参考にFTPソフトを使って無理矢理解決しました。

 

  1. FTPソフト(FFFTPなど)で該当するドメインフォルダの【public_html】→wp-config.php をダウンロード
  2. メモ帳などテキストソフトでファイルを開き、最後の行に「define( ‘RELOCATE’, true );」を追記する
  3. アップロードして上書き保存

初心者には難易度が高いですが、落ち着いてやればできると思います。よくわからなかったら質問していただければ僕のわかる範囲でお答えします。

5、SSL化(http→httpsへ)

WordPressをインストールしただけではSSL化されていません。

SSL化することによりセキュリティレベルが向上したり検索エンジンからの評価が少しだけ高まったりするそうなので、WordPressをインストールしたら必ずSSL化しておきましょう。

関連記事:はてなブログが独自ドメインでも常時SSL(https)化されたので設定方法と注意点、期待できるメリットについて

エックスサーバーの場合、SSL化には

  • エックスサーバー側の設定
  • WordPress側の設定

をそれぞれ行う必要があります。

エックスサーバー側のSSL設定

僕はすでに設定してしまいましたが、「SSL設定」から「独自SSL設定追加」をします。

【CSR情報】はチェックを入れなくていいです。

これでサーバー側の設定は終わりですが、SSL化は即時に反映されるわけではなく時間がかかります。1時間程度かかる場合があるので、反映されるまで気長に待ちましょう。

反映されればhttps~のURLでWordPressの管理画面にアクセスできるようになります。

WordPress側のSSL化設定

WordPress側でも設定が必要です。

https~のログイン画面からWordPressにログインし、【設定】→【一般】から

  • WordPress アドレス (URL)
  • サイトアドレス (URL)

をhttps~に変更しましょう。この部分にsを追加することにより、次回ログイン時もhttps~でログインできるようになります。

6、記事の引っ越し(はてなでエクスポート、WordPressでインポート)

はてなブログでのエクスポート作業

いよいよブログ記事の引越し作業です。

まずははてなブログの管理画面から【設定】→【詳細設定】→【エクスポート(記事のバックアップと製本サービス)】と進み、記事のデータをダウンロードします。

パーマリンクの設定

ダウンロードしたデータはWordPress側でインポートします。が、インポートする前にWordPress側のパーマリンクの設定をしておきましょう。

パーマリンクとはURL構造のことで、各記事ごとに異なるURLの最後の部分のことです。

例:https://〇✖△.com/この部分がパーマリンク

 

これを最初に設定しておかないと記事のインポート後に過去の投稿記事のURLが変わってしまい、検索エンジンからの評価が受け継がれなくなってしまいます。あとから元のURLに直そうとすると、URLをいちいち設定し直さなければならず非常に手間がかかります。

WordPressでのパーマリンクの設定は【設定】→【パーマリンク設定】と進むことでカスタマイズできます。

はてなブログで記事を投稿すると、URLには/entry/が追加されます。そのため、WordPressのパーマリンクにもentryを追記しておきます。

  • 日付と投稿名
  • 月と投稿名
  • 数字ベース
  • 投稿名

のどれでも良いのでチェックを入れると、カスタム構造蘭にパーマリンク構造が表示されます。

ドメイン直後に/entry/を追記して保存しておけば、今後投稿する記事にははてなブログ時代と同じように、URLに自動的に/entry/が付きます。

WordPressでのインポート作業

WordPressの管理画面に移り、【ツール】→【インポート】と進み、「Movable Type と TypePad」を「今すぐインストール」してください。2回目以降の場合は「インポーターの実行」をすればOKです。

 

【ファイルを選択】で先ほどはてなブログからダウンロードしたファイルを選び、「ファイルをアップロードしてインポート」すればはてなブログで投稿してきた記事がWordPressにインポートされます。

※この作業の時、先ほどWordPressのインストール作業でwp-config.phpファイルをいじっていた方は上手くいかないことがあります。その場合はwp-config.phpファイルを最初の状態に戻し(追記していた「define( ‘RELOCATE’, true );」を消去する)、再度インポート作業を試してみてください。

7、外観(デザインテーマの変更)

WordPressの初期設定時のデザインは非常にダサいですし、検索エンジン対策(SEO)の面でも劣っています。そのため、記事のインポートが済んだらテーマ(デザイン)を変更しましょう。

テーマは無料のものと有料のものがあります。有料テーマの方が強制広告が入らないし、カスタマイズの自由度が高かったりSEOの面でも優れていることが多いです。最初は無料版でも構いませんが、収益化にこだわりたい場合には有料テーマの使用も検討しましょう。

【有料版テーマの例】

【無料版テーマの例】

8、はてなブログからの転送設定

基本的な引越し作業は終わったので、今後の投稿はWordPressから行えます。

しかし引越し作業が終わった直後は、検索エンジンはこれまで使っていたはてなブログとWordPressの両方を認識するためアクセスが分散しやすいです。そのためはてなブログ側で【転送設定】を行い、はてなブログにアクセスした人がWordPressの方を見てくれるように設定しましょう。

設定方法ははてなブログから【デザイン】→レンチアイコンから【設定】→【タイトル下】と進み、以下のHTMLコードを記載して保存するだけです。

<script type=”text/javascript”><!–
var domain = “https://www.matome-pro.com/(自分のブログのURL)“;
var path = location.pathname;
var url = domain + path;
location.href=url;
// –></script>

URLの部分はご自分のブログのURLを記載してください。

これで外部リンクなどから過去記事にアクセスされた場合にも、はてなブログではなくWordPressのブログにアクセスしてもらえます。

9、アドセンスやサーチコンソール、アナリティクス(アクセス解析)の設定、プラグインインストールなど

はてなブログでグーグルアドセンスやサーチコンソール、グーグルアナリティクスなどを設定していた場合、はてなブログ側の設定を解除してWordPressで設定しなおします。

 

また、WordPressはプラグインという便利な機能が使えるのでインストールしておくといいです。

プラグインとはスマホで例えるとアプリのようなもので、パソコンで言えば後からインストールしたソフトみたいなもの。WordPressにプラグインをインストールすることにより、ブログがさらに使いやすくなったり広告を好きな位置に表示できるようになったりして便利です。

最後に

はてなブログはとても優れたブログですが、デザインや記事の設定などの面ではWordPressよりも自由度が下がります。WordPressであれば希望するカスタマイズはほとんどが実現できますし、広告を貼る際にも規制が少ないです。ブログ運営を1段階レベルアップしたい場合は、ぜひWordPressに移行してみてください。

また、今回ははてなブログからWordPressへの記事引越し手順について解説しましたが、ライブドアブログやアメーバブログ、FC2ブログなど他の無料ブログにもWordPressへの引越し機能が備わっています。今回ご紹介した手順とだいたい同じ手順で引越しできますので、他の無料ブログを利用している場合にも参考にしてください。