イケダハヤトのブログを100記事以上読んでわかったイケハヤスタイルの変遷

イケダハヤト ブログ

2012年4月~2013年7月ごろの記事をざっと見渡して、ブロガー界の頂点に君臨する”イケダハヤトさん”のブログのPVや収益に関する記事を主に見てみました。

その中で気付いたことをまとめておきます。

2012年4月ごろ:個人ニュースサイトを目指す

中学生のころに個人ニュースサイトを運営していたころの成功体験から、2012年4月ごろからイケハヤブログを「個人ニュースサイト」にする試みを始めたそうです。

中学生の頃は毎日5記事程度更新していたために、月間PVが50万PVくらいに育ったとか。それを追体験するために、毎日5記事程度の更新を始めることにしたみたいです。

 

実際見てみると、当時は一日あたり5記事前後の更新をしています。 

  • 1記事あたりの文字数は少ないものの「とにかくたくさんの記事を世に出すこと」
  • IT系の新しいニュースに関しては「誰よりも早く更新すること」

をモットーにしていたことが伺えますね。

 

収益やPVの報告をはじめたのもこれくらいの時期からで、ブログタイトルも「ikedahayato.blog」から「ikedahayato.news」に変わったのもこの頃だったようです。

当時は”片手間”としてブログをやっていた

当時、イケハヤはブログのことをどのように位置づけていたのか?

ブログだけで食べていける「プロブロガー」を目指していたのか?

 

イケハヤ氏のブログを読んだ限りでは全然そのような位置づけではなく、「ブログは片手間でやっていく」つもりだったようです。

 

記事内容に関連する本を最後に紹介してAmazonアフィリエイトで稼ぐ手法はこの頃から始めたそうですが、ブログからはまだ月間で4万円程度の収入にしかなっておらず、本業にするほどのこととは考えていなかったご様子。

あくまでも副業としての位置づけであり、それでも月間で数万円の副収入が半自動的に手に入れば”とてもありがたい”という考え方をしていたらしい。

 

片手間でも一日5記事更新というのは今でさえハイスペックすぎる成果ですが、「ブログで食っていく」というのが非常識だと考えられていた当時で既にこれだけの成果を出していたのは、やはりイケハヤがバケモノだったということでしょう。

2012年5月ころ:早くも成果が出始め、多更新型スタイルが確立

多更新の個人ニュースサイトにする方針に決めてから1カ月経過したころには、ブログで稼ぐことについてすでに手ごたえを感じていたみたいです。

PVは増え、ブログからの収益だけでも14万円ほどになり、「多更新すれば成果が出る」という感覚を手にしていた。

 

いまもたいして変わらないけど、当時のイケハヤブログは1記事あたりの文字数が少なく、1000文字もない記事が非常に多かったです。

イケハヤは500~2000文字程度で短くまとめられた文章が好きだったらしく、自分でもそれくらいの文章量の記事を書くことを心掛けていたみたいですね。

 

2000文字以上のガッツリ書く系の記事は他のニュースメディアへの寄稿や「取材」を行った時だけにしていたみたいで、ブログは短い記事をメインにしていました。

ちなみに当時のイケハヤが参考にしていた本がこれ↓

 

本の中で紹介されているツールやアプリは古くなっているものがありますが、ノウハウ自体は今でも使えるものが多いので、ブロガーとしてイケハヤを越えたい方は読んでみてください。第2弾も出版されています。 

2013年5月頃のイケハヤスタイル

一気に1年くらい時間が飛びましたが、イケハヤブログでは毎月のように収益やPVの報告をしていたようです。僕が追いきれなかっただけ。

 

この頃にはブログから月間で40~80万円程度の収入があったそうで、「ブログで本を紹介すれば300冊くらい売れる」と書いていた一年前の記事のことを引き合いに出し、「その程度で喜んでいたのか」と昔の自分をからかっているほど。

この「むかしの自分をからかう」というスタイルは当時から変わらないみたいですね。

 

イケハヤ氏はこの1年の間にどんなことをやっていたのかというと、

  • NEVERまとめに挑戦する
  • グノシー砲を狙う
  • 新しい個人ブログ(海外のグラフを解説するブログ)

を作ったりしてきたようです。

 

「ブロガーがNEVERまとめに挑戦する」と聞くと、ブログの被リンク効果を高めるためにスパム的な使い方をすることを思い浮かべてしまいますが、作成した記事をみた限りでは非常にまともな使い方をしており、むしろ「イケハヤブログにとってなんのメリットが?」と疑問に感じてしまうほどでした。

 

良質のまとめ記事を作ればNEVERからイケハヤブログへのアクセスが期待できるので、それを期待していたのかもしれません。

NEVERまとめについては”失敗した”とかで、実際20記事程度しかNEVERに記事は残されていませんでした。

 

グノシー砲については、当時まだスタートして日が浅かった「グノシー」に自分のブログが掲載されることでアクセスが爆発的に伸びることを知り、グノシー砲を”狙って”記事を作成することを考えていたようです。

これについては「はてブ砲」「News Picks砲」でも同じことが言え、当時は他のブログ運営者たちも同じ手法でアクセスアップすることを考えていたようです。

 

「海外のグラフについて解説するブログ」については、「月間20万PV、収益が月に数万円にする予定」だったけど上手くいかなかったみたいで、URLは残っていたもののリンク先にアクセスすることはできませんでした。

 

こんな感じで「いろんなことにどんどん挑戦する」という”イケハヤスタイル”は当時から健在だったようです。

ちなみにここまでの1年間に「グーグルのアップデート」があったらしく、イケハヤブログもアクセス激減の憂き目にあっています。

イケハヤはやっぱりバケモノだった

イケダハヤトさんのブログについて見てきましたが、行動量やいろんなことに挑戦しながら進化していく様子を見て「バケモノ」という印象が強まりました。

 

イケダハヤトさんといえば「炎上系」「サラリーマンを煽っていくスタイル」でも有名で、世間には「イケハヤのことが嫌い」という人もいます。

僕個人としてはどうなのかというと、会ったことがないので好き・嫌いとうい感情は特になく、同じ1986年生まれということで、むしろ親近感を持っているくらいです。

 

また、ブログに関して言えば”一流”なのは認めざるを得ず、炎上スタイル、煽り系スタイルは嫌いでも、「イケハヤがこう言っているならその流れになるかもしれない」という参考にはしています。

今後もブログ作りについては参考にさせてもらい、僕のブログを強化するための材料にさせてもらおうと考えています。

生き残った者が”正しい”

イケハヤ氏のことが”嫌い”という人はとてもたくさんいます(それと同じくらい”好き”という人もいます)。

しかし、イケダハヤトさんを”尊師”として崇めるわけではありませんが、変化が激しいネット業界で何年もブログを続けてこられたという事実は、たとえ本人のことが嫌いでも、認めてあげざるを得ないでしょう。

 

実はこれまで、

「イケハヤのブログはここがダメだ。あいつはただの素人だ。耳を貸してはいけない。」

「イケハヤはバカだ!」

「アイツのブログはもうすぐオワコン(終わったコンテンツ)になる。」

という意見が書かれたブログをいくつもいくつも見てきました。

www.matome-pro.com

 

しかしそういった批判が書かれたブログのほとんどが、1年、もしくは数カ月程度で更新を停止し、イケハヤを批判していたブログの方がオワコン化しています。

数年にわたってイケハヤを批判し続けることができているのは、山本一郎さんくらいです。

 

 

「批判するならそれなりの力を持っていなければならない」

「批判するなら根拠がなければならない」

とまで言うつもりはありませんが、残念ながら、イケハヤ氏を批判している人の大部分は説得力がゼロです。

 

なんだかんだ言ってやっぱり「生き残った者が正しい」です。

 

批判するなら批判するなりに説得力くらいは付けておきたいですね。

イケハヤブログのまとめ

ということで、2012年~2013年頃のイケダハヤト氏のブログと変化について見てきました。

どんどん変化し、批判されてもめげずに続ける姿勢はとても勉強になりました。

 

イケハヤブログはブロガー界の頂点に君臨するブログですので、好き・嫌いに関わらず今後も定期的にウォッチングし、参考になる部分は積極的に僕のブログにも取り入れていきたいと思います。

 

よしっ!俺もブログを書いてみよう!と思った方は、こちらもご参考に。

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