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運動はできるのに勉強ができない「スポーツバカ」が存在しない理由

スポーツバカ 運動バカ


スポコン漫画やスポコンアニメの主人公の特徴として

勉強ができない

というのがよく出てきます。

 

スポーツはできるのに勉強はできない、いわゆる「スポーツバカ」ってやつですね。

スポーツに縁のない方にはあまり馴染みのない言葉だと思いますが、運動系の競技をやっている方なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

 

スポーツバカの特徴としては、読んで字のとおり、

  • 運動はできるけど勉強ができない

というものです。

 

  • スラムダンク(バスケ漫画)の桜木花道
  • メジャー(野球漫画)の茂野吾郎

のような主人公クラスには勉強ができないという特徴を持つキャラクターがいます。

主人公ではなくてもReLIFEに出てくる玉来ほのかのように、運動神経は良いけど勉強のできないキャラクターが出てくることもよくあります。

スポーツバカは架空の存在

運動部に所属したことのない方は勘違いしがちなのですが、運動しかできないスポーツバカは実際にはほとんど存在しません。

スポーツで成果を出している人は「スポーツができるし勉強もできる」というのが普通です。つまりスポーツバカは架空の存在ってことですね。

 

じゃあなぜスポーツを題材とした漫画やアニメの登場人物にはバカが出てくるのかと言うと、

  1. 「一日中スポーツの練習ばかりやっているんだから、どうせ勉強はできないだろう。」という漫画家やアニメーター、あるいは作家たちによる思い込み
  2. 主人公がバカだった方が面白い

という2つの理由があるんじゃないかというのが僕の考えです。

作者たちの思い込み

僕は中学・高校と陸上部でしたが、「僕よりも練習時間が長いのに、一体いつ勉強する時間を確保しているんだ?」と疑問に感じるような、スポーツができるし勉強もできる人がいました。

また僕自身、毎日部活に参加しているにもかかわらず、それなりに成績が良かったです。

 

部活やアルバイトをやっていない人よりも自分の方が成績が良かったのは、通学中の電車内で勉強したり、家に帰ってからも勉強したりしていたからです。

スポーツをやっている人は体力があるし集中力もある、他の人よりも勉強時間が確保できないという自覚もある。

こういった理由から一生懸命勉強するので、他の人よりもなぜか成績が良くなってしまったりするんですよね。

むしろ部活もバイトもしていないような、時間があり余っている人ほど勉強をしないので成績が悪かったりします。

 

スポーツを題材とする作品の作者はこういった事情を知らず、実際にはほとんど存在しないスポーツバカを世に広めてしまっているのでしょう。

主人公はバカの方が面白い

作者たちが「スポーツができる奴はバカ」と思い込んでしまう理由とともに、スポーツバカが世に広まる理由がもう1つあります。

物語の主人公はバカだった方が面白いのです。

 

スポーツ系の作品は中学生や高校生の部活動を舞台にしたものが多いため、学校の勉強がセットになって付いてきます。

こういう場合「スポーツはできるけど勉強ができない」という設定は物語を進めるうえで非常に都合がいいです。

 

「大会の日程と補習の日が重なるため、絶対に赤点をとるわけにはいかない」

「勉強の成績が悪すぎるため、親や教師たちから部活動を禁止されてしまう」

といった波乱を演出することができます。

また「部活(スポーツ)を禁止されるのが嫌で勉強を頑張り、成績が向上した。」という主人公の”成長”も演出できます。

 

「あまりにも頭が悪すぎるため、常人では思いつけないような画期的な練習法を編み出してしまう」

といったフィクションならではのストーリーも作れますし、主人公はバカの方が面白いし作者にとっても都合がいいです。

 

こういった理由により、スポーツを題材とした作品ではスポーツバカが頻繁に登場します。

頭が悪いとスポーツでは活躍できない

繰り返しになりますが、スポーツバカは実際にはほとんど存在しません。

「あの人は運動神経はいいんだけど、勉強はねえ・・・」という人を地区大会レベルでは見られるのかもしれませんが、もっとレベルの高い大会ではスポーツバカを見ることはできないです。

というのも、頭が悪いとスポーツでは活躍できないからです。

 

  • どういう練習をしたら自分の弱点が克服できるのか?
  • どうやればライバルに勝てるのか?
  • どうしたらもっと良い成績が出せるのか?
  • ランキング上位者と自分との違いは何か?

こういった思考をすることができ、なおかつ疑問に対する答えを自分で導き出せなければ、スポーツで結果を出すことはできません。

だからバカだとスポーツでも良い成果を残すことはできず、結果としてスポーツの上位成績者には勉強もできる人ばかりが揃うことになります。

頭も体も鍛えよう!

「スポーツは(それなりに)できるけど勉強はできない」という人は、スポーツバカではなく単なるバカです。自分の頭の悪さをスポーツのせいにしているだけなので、もっと勉強しましょう。

勉強の成績が上がれば上がるほどスポーツの成績も向上するので、メリットしかありません。体だけでなく頭脳も鍛えて、一流の選手になってください。