4月に始めたFXのトルコリラ/円 スワップトレードですが、昨日の夜10時半ごろ、レートが16.1円になったところで強制決済され終了しました。
損失は18万円!
もう2度とFXには参戦しない!と心に誓った出来事でした。
今後、投資関連は株式投資1本に絞り、優待銘柄を買いながら歳をとっていきたいと思います。
スワップ投資法は死亡フラグ
歴史を紐解けば、トルコリラのような高スワップ通貨(金利の高い通貨)が
「金利をもらい続けるだけでお金持ちになれる!」
と豪語している、欲深くて怠けるのが大好きな人たちの期待を裏切らなかったことはありません。
そうです、スワップポイント(金利)だけで悠々自適の生活を送ることなど、歴史的に見ても不可能なのです。
今回、僕は自分の身でそれを証明してしまいました。
もう2度とFXには関わりませんが、いちおうこの4カ月間で学んだことをメモしておきます。
- スワップポイントだけで生活するのは不可能
- トレンド(流れ)には従うべし。逆張りは死亡フラグ。
- 相場は常に素人の予想を裏切る
- 出来高の少ない通貨ペアは取引しない
逆張りは死亡フラグ
「1、スワップポイントだけで生活するのは不可能」についてはすでに触れましたので、2番についても説明しておきます。
為替相場には”トレンド”と呼ばれる「流れ」があるのですが、この流れに逆らっても良いことはありません。
トレンドが継続することを前提に取引するのが賢明です。
「これはさすがに下がり過ぎだろう。下がり過ぎた反動で、このあとは逆の流れになるに違いない(逆張り)」
みたいな予想をしても裏切られます。
大きな流れには従うしかないのです。
素人の予想ほどあてにならないものはない
「3、相場は常に素人の予想を裏切る」ですが、2番と同じで「こうなるだろう」「これからこのように動くに違いない」あるいは、「下がってもせいぜいこの程度まで」などの予想をしても無意味です。
自分が見ているトレード画面の向こう側には、幾度となく死線をかいくぐってきた歴戦の勇者(プロトレーダー)がいます。
そして彼らは、僕たち素人の考えなどお見通し。常に素人の予測を裏切るように取引してきます。
今回のトルコリラの例で言えば、「まさかここまでは下がらないだろう」とたくさんの素人たちが予想したレートからさらに下がるように、いろんな手を使ってくるわけです。
そもそも素人が考えることなどあてにはなりません。
僕が天気図を見ながら「明日は雪になる」と言ったところで、どう足掻いたって当たらないのと一緒です。
流通量の少ない通貨ペアは危険
最後になりますが、取引する通貨ペアには注意しましょう。
流通量が少ない通貨ペアを選んでしまうと、どこかの大金持ちが一気に買う・売るなどの行動をとった際、その取引の影響を受けてレートが動いてしまいます。
このことを株式投資の世界では「クジラ」と呼ぶのですが、クジラ(大口の投資家)のさじ加減1つで一喜一憂したり強制ロスカットされたりするのは馬鹿馬鹿しいです。
流通量の多い通貨ペアであればクジラの影響を受けずに済むので、もしもFXをやるのであれば流通量の多い通貨ペアだけで取引しましょう。
- ドル
- 円
- ポンド
- ユーロ
この4つの組み合わせであればクジラの影響を受けにくいです。
まとめ
これだけのことが学べたのだから、ここでやめてしまうのはもったいないような気もします。
しかし頭を冷やして失敗を反省するためにも、FXからはしばらく距離をおいた方が良いと判断しました。
これからFXを始めたいと考えている方は僕の失敗を糧とし、大失敗をしないようにして欲しいです。
▼トルコリラ/円でFXしてきた歴史
・【FX】トルコリラ/円でスワップ投資を開始。資産が勝手に増えるのを待ちます
・【FX】当ブログは逆指標です。トルコについて調べたらハイリスクで投資先には微妙だった
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