東京オリンピックが絶対に中止にならない理由(延期の可能性が高い)

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新型コロナウイルスが世界中で蔓延している影響で、今年(2020年)開催される予定だった東京オリンピックが中止・もしくは延期される可能性が話題になっています。

東京オリンピックに参加したらコロナウイルスに感染するぞ!

当初中国から感染が拡大した新型コロナウイルスは日本や韓国へと飛び火し、一時は中国に次いで2番目に感染者数の多かった日本は、国内だけではなく他国からもバッシングを受けました。クルーズ船での感染者隔離措置など感染拡大を防止するための措置がお粗末だったことや、そのお粗末さが世界中で報道されてしまったため当然と言えば当然の結果です。

いまでこそイタリアなどヨーロッパ諸国の方が日本よりもよほど”ヤバイ状況”なのですが、ほんの1カ月ほど前までは「日本に行ったら新型コロナウイルスに感染する」「日本にだけは絶対に行くな!」という世界共通の認識があったことは確かです。

そのため一部の国からは「今年の東京オリンピック・パラリンピックには選手団を派遣しない」といった表明も出されています。

感染症のリスクが高い国に大切な自国民を行かせないという判断は、国家としては正しいものです。「東京オリンピックに参加したらコロナウイルスに感染するぞ!」とまでは言っていませんが、内心はそう思っているんでしょうね。

仮に新型コロナウイルスの感染が収束しない中で当初の予定通り東京オリンピックを開催しようとした場合には、他にも多くの国が不参加を表明することになるでしょう。正式に不参加を表明しない場合でも、直前になってなんらかの理由を付けて選手を派遣しない、実質的な不参加となる国もたくさん出てきそうです。

オリンピックは儲かる

かつては「スポーツの祭典」「平和の象徴」とされていたオリンピックですが、現在は商業五輪と呼ばれていることからもわかるように”お金のため”に開催されています

オリンピック開催国になれば世界中から観戦客が集まりますし、人やモノの移動に伴って大金が動きます。競技場を新しく建設したり既存の設備を整備したり、選手たちの宿泊地の確保、競技を見に来る客が泊まるためのホテルを確保する、オリンピックグッズの販売をしたり広告を作ったり、テレビでの放映権料を販売するなど…あらゆる場面でお金が関わるわけです。

オリンピックが開催されればそれだけ経済活動が活発になり国としても税収が増えます。つまりオリンピックは儲かるんですね。だから開催地を決める招致レースでは賄賂が飛び交ったり本当はオリンピックの開催に適していないにも関わらずウソの報告をして自分の国で開催できるように計らったりします。

儲かるから中止にはできない

東京オリンピックの中止・延期論に話を戻しますが、オリンピックのような儲かるとわかっているイベントを中止にすることはありえません。特に日本はたいした資源もなく少子高齢化で衰退するのが確実な国なのですから、開催すれば外国人がたくさん来て日本国内にお金を落としていってくれる巨大イベントを中止にするとは考えにくいです。延期にすることはあっても中止にはならないでしょう。

というわけで今後新型コロナウイルスがどれだけ猛威を振るおうと、東京オリンピックは必ず開催するものと考えられます。来年や再来年まで延期された場合は選手村として使う施設の販売計画に影響が出たり、選手たちの体調調整や人選、及び合宿日程にも影響が出ます。またオリンピックのために抑えてあった会場の予約を取り直したり、コミケなど大規模イベントの日程が変更されたりする可能性もあります。

多くの日本人を巻き込み、迷惑をかけ、振り回してばかりの東京オリンピック。正直中止にしてくれた方がありがたいのですが、めちゃくちゃ儲かるので中止にはならないんだろうな…。オリンピックなんてなくなればいいのに!と心底感じました。

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