夏休みが近くなり行楽シーズンになりました。
夏といえば山!という方も多いと思いますが、ハイキングや登山をする際の準備は万端でしょうか?
この記事では、登山事故や遭難時に役立つサービスを3つご紹介します。登山前に確認しておき、もしもの時の備えを万全にしておきましょう。
オンラインで登山届を提出できる「コンパス」
まず1つ目は、インターネットを使って手軽に登山届や下山届を出せる「コンパス」です。
普通、大きな山に登る際は山道入り口にある山小屋などに登山届を提出し、登山ルートや登山日数、同行者の名前、緊急連絡先などを申告します。そして無事に下山出来た際はその旨も山小屋に届け出ることで登山者の安全確認をしています。
コンパスは登山届や下山届をネット上で申告し、予定時間よりも7時間以上下山が遅れた際は緊急連絡先に自動で連絡してくれます。
登山中に事故に遭って動けなくなったり遭難中に救助の電話ができなくなったりした際も、これなら自動的に助けを求めることができるので、なにかあっても安心です。
・コンパス
登山者向けの地図アプリ「YAMAP(ヤマップ)」
YAMAPは携帯電話やスマホの電波が届かない山の奥地でも、GPSの電波を受信して現在地を教えてくれる無料アプリです。現在地を見失わないので、山の中で迷子になる心配が減ります。
登山記録を付けてブログやSNSのように公開することもでき、他の登山客と交流を図ることもできます。
登山以外にもカヌーやスキーなどのアウトドアにも活用できます。

会員制救助サービス「ココヘリ」
ココヘリは利用者に発信機が貸し出され、遭難時に連絡すると発信機の位置情報を頼りに民間のヘリが捜索に来てくれるサービスです。
提携している民間ヘリが利用者の位置を確認したあと、速やかに警察や消防などの救助隊に引継ぎを行い、迅速な救難活動をサーポートしてくれます。
会員制サービスなので
- 入会金3000円
- 年会費3600円
がかかりますが、年に何回も本格的な登山をする方は申し込んでおいた方が安心です。
油断大敵
どんなに経験豊富な方であっても、油断すると簡単に山で命を落とします。
登山は日常生活では得られないような貴重な体験ができるし楽しいのですが、山を舐めると痛い目に遭いますので事前準備は念入りに済ませるとともに、このページで紹介したサービスを利用するなどして「もしもの時」に備えましょう!
備えあれば憂いなしです。
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