ツイッターで怪しいアカウントにフォローされたり、不審なダイレクトメッセージ(DM)を受け取ったりしたことはありませんか?
僕はよくあります、毎日のようにうさん臭いアカウントにフォローされます。
どいつもこいつも同じプロフィールでツイートしている内容も同じなので、量産型のスパムアカウントなのは明白です。
今回はそういったスパムアカウントを通報し、運営側に凍結や削除などの対応をとってもらう方法を解説しました。
こういう情報を書くのはどうなのかな?と思いつつも、スパムを減らす目的だから構わないだろうと自分に言い聞かせながら書きましたので、参考にしていただけると嬉しいです。
最近「月収100万@〇〇」さんにフォローされるたびに通報するのが密かな楽しみになっているのですが、順調に成果が出ているみたいです。
いたちごっこだけど、これを機に月収100万@〇〇さんのブラックリストに登録され、スパムアカウントからフォローされないようになるのが望ましい。 pic.twitter.com/wizuYnwAdJ
— 陽平 (@regain_free) 2018年8月25日
量産型スパムアカウントの例
こんなアカウントをフォローする人っているの??って感じですが、量産型のスパムアカウントの例を最初にご紹介しておきます。
全部同じアカウントに見えますが、ちょっとずつ違ってるので間違い探しをしてみてください。
ブロガー界で有名なアカウントのなりすましも発見しました。このプロフィールアイコン、どこかで見たことあるなあ…(オリジナルの方はスパムではありません)。
同じようなスパムアカウントにフォローされると、フォローされるたびに通知が来たりするのでちょっとウザいです。
ちなみにフォローされたからといってフォロー返しをすると、自動返信のダイレクトメッセージが届いたりします。
そういうメッセージにいちいち対応するのも面倒くさいんですよね…。
1 日 3 回は「月収 100 万円@ナントカ」「ナントカ○○@月収 100 万」みたいな人にフォローされます 🐤
① 固定ツイートに収益報告。札束とビフテキ(死語)等の肉の写真
② プロフィールには自動収益化ツール?のリンク
③ LINE 誘導率高い
④ うっかりフォローすると「もしかして・・」という DM— カラーひよこ@雑文書きのバラッド (@colorhiyokoma) 2018年9月7日
フォロバしたあとに、もしかして・・・ってDM来るとしまったわー!って思うことがあります。しかも最後に絶対疑問形で終わってくると返すのめんどくさくなりますね~。
あとどうしても肉写真があるんだけど、やはりアピールなんでしょうかね。炭酸水でいいやん!と思います。肉料理に合うよ!— lynrabbit@りんず (@lynrabbit) 2018年9月7日
やめて、その定型文ハラ立つ 💢🐷www
— カラーひよこ@雑文書きのバラッド (@colorhiyokoma) 2018年9月7日
みなさん苦労しているようです。
スパムアカウントを通報する手順
こういう迷惑なアカウント(スパム)を見つけた場合はサクッとブロックするのが常識です。
ですがここでは、即ブロックするのではなく”通報”というひと手間を加えてみます。
通報することによって
- ツイッターの運営会社の方でも対応を強化してくれたり
- スパムアカウントの凍結が早まったり
- スパムアカウントを量産している悪質ユーザーを排除して、同じようなアカウントが今後は作られにくくなったり
といった効果が期待できるからです。
ということで、実際に量産型のスパムアカウントをツイッター社に通報してみました。
スパムアカウントを探す
スパムアカウントの探し方ですが、スパムアカウントからフォローされたときなどに見つけることできます。
こちらから手間をかけて探す場合は、
- 「月収100万@〇〇」などのキーワードでスパムユーザーを検索する
- スパムユーザーのプロフィールページを見ているときに表示される「おすすめユーザー」をクリックする
などの方法で見つけられます。
量産型アカウントを「なりすまし」で通報
スパムアカウントを見つけたら、そのスパムアカウントのプロフィールページへ行き、画面の端っこの方にあるメニューボタンから該当アカウントを通報します。
「@〇〇〇〇さんを報告」をクリックをクリックすると問題の具体的な内容を聞かれるので、該当する選択肢を選びます。
今回は同様の内容をツイートしているスパムアカウントが大量にあったので、スパムアカウント同士でなりすましをしているということで通報してみました。
A、B、C・・・と大量に同じようなアカウントがあったので、
- AがBのなりすましをしている
- BがAのなりすましをしている
- CがAのなりすましをしている
・・・といった形で、発見した量産型スパムアカウントをすべて通報します。
なりすましの場合は自分のアカウントがなりすまされた場合だけでなく、第三者のなりすましでも通報できます。
そのため今回は「なりすましの被害を受けているのはどなたですか?」の画面で「第三者」を選択しました。
次の画面で「なりすまされている人はTwitterアカウントを持っていますか?」と聞かれるので、「はい」を選んでスパムアカウントのユーザー名の1つを入力。次へと進みます。
最後にブロックかミュートを選べるので、好きな方を選んで終了です。
あまりに大量の量産型スパムアカウントがあったのでついつい楽しくなって続けてしまったのですが、気付いたら29件も通報していました。
う~ん、いい仕事したなあ~(してない)。
ここまでアカウント1つの通報につき30秒くらいかかりました。正直なところ、少しですが手間がかかるし面倒くさいです。
でも手間をかけた分、普通にブロックするよりも効果が高くなるはずです。
実はこうやって他人の足を引っ張るようなことをするのは僕は好きではありません。
僕もブログを書くなどしてネット環境を汚している”同じ穴の狢”としての自覚がありますからね…。
しかしそれでも同じ穴の狢として、明白なスパムアカウントについては運営側に報告して、凍結や削除をしてもらえるように働きかけています。
その方が結果として僕の仕事もやりやすくなると思うし、僕もツイッターを使っているのでスパムアカウントは目障りだと感じていますので。
スパムアカウントを通報しまくった結果
量産型のスパムアカウントを通報しまくったところ、1時間くらいしてツイッターに通知が届きました。これから1件1件審査していくみたいです。
それからさらに数時間後、今度は調査の結果報告が届きました。
29件報告して、たったの3件だけか…。
ツイッターにはもうちょっと仕事をしてほしいけど、他にも大量の通報があるだろうからこれが限界なのかもしれません。
【追記】
その後、さらに複数のスパムアカウントを消滅させることに成功しました。
当記事を参考にして通報してくれる方がいたからかもしれません。ご協力ありがとうございます。
「月収100万@〇〇」の量産型スパムアカウントを通報してみた結果。
追加でかなりの数のスパムアカウントを消滅させることができたみたいです。こういうことに喜びを感じてしまうところ、自分でも性格が悪いと感じます(´・ω・`)https://t.co/rT27ihSvXA pic.twitter.com/a0kFXlRjn8
— 陽平 (@regain_free) 2018年9月10日
楽しくツイッターを使おう
今回はツイッターで見つけた量産型のスパムアカウントを通報する手順をご紹介しました。
清く正しくツイッターを利用している方々には関係ない話ですが、ウ〇コ同士でウ〇コを投げ合っていると思って生暖かく見守っていただければと思います。
また、目障りな量産型スパムアカウントを発見した際には今回ご紹介した手順での通報にご協力いただけると幸いです。
1アカウントあたり30秒くらいで通報できますし、目障りなスパムアカウントが減ればツイッターが使いやすくなると思いますので。
スパム対策では”なりすましメール”への対策もあわせてどうぞ。
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