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東京オリンピックの”やりがいPR”でボランティアスタッフは集まるのか?

東京オリンピック やりがい 搾取 PR


東京オリンピックの大会運営スタッフをボランティアで賄おうとしている大会組織委員会に対して、批判が集まり炎上しています。 

これはやりがい搾取だ!とまで批判されている、東京オリンピックのボランティア事情についてまとめました。

東京オリンピックの「やりがいPR」に対する世間の反応

炎上の発端となったのはこちらのニュース。

組織委員会は、ことし3月、8万人を募集する大会ボランティアについて、1日の活動時間が8時間程度で交通手段や宿泊場所は各自が手配し、費用も自己負担とするなどの募集要項の案を公表しましたが、ネット上では「こんな条件ならやりたくない」といった批判の声などが上がっていました。

こうしたことを受けて、ボランティアの在り方などを有識者が検討する初会合が都内で開かれ、会議では「募集にあたってはボランティアのやりがいをわかりやすくPRしていくことが必要だ」といった意見が出されたということです。

東京五輪・パラのボランティア 「やりがいPRを」組織委

以前から東京オリンピックのボランティアについては、”やりがい”という言葉を全面にだした「搾取」ではないかという意見がありました。

 今回は「ボランティアには1円も出さないけど、PR活動には何億円でも出す。」という大会運営側の決意のようなものが感じられ、炎上しているみたいですね。

運営スタッフには1円も出さないけど電通や博報堂などの広告会社、PR会社にはいくらでも出す!という気概が感じられます。

 

以下、Twitterでの反応。

やりがい搾取ではボランティアは集まらない

東京五輪組織委員会が出したPR内容はボランティアの募集ではなく、事実上の「搾取」です。

募集する側が「やりがいをPRしているだけであって搾取ではない」といくら弁解したところで、奴隷をコキ使うかのような募集内容では搾取と言われても仕方がありません。

 

ボランティアは「本人が自発的に行う活動」のことです。

ところが日本ではボランティアと言えばなぜか

  • 無償で働くこと
  • ただ働きすること
  • 労基法を無視するような過酷な労働条件でも我慢して働くこと

だと解釈する人が多いようで、今回の東京五輪組織委員会のメンバーも同様の解釈をしています。

 

いうまでもありませんが、ボランティアはタダ働きしたり過酷な条件でも我慢して働いたり本人の意思に反してまで活動することではありません。

また、「就職活動で有利になるから」という募集の仕方をするのも本来の趣旨から外れますし、中学生や高校生を”学校行事”の名のもとに無償で働かせるのもボランティアとは呼びません。

 

報酬がなければ誰も応募しないような過酷な条件なのに「ボランティアならタダで労働力が手に入る」と勘違いしている組織委員会に対し、世間の批判が集まっています。

 

優秀な人が集まっても優秀な意見が出されるわけではない

ボランティアスタッフの募集について検討した”有識者”がどのような方たちなのかは知りませんが、優秀な方たちが「名案」だと思って発表したことが一般人から非難されるようなことは意外とあります。

一般人(凡人)と同じようなで当たり障りのない意見ばかりだされても意味はないのですが、なんというか…、ちょっと残念で仕方がありません。

 

凡人の僻みにしか聞こえないとは思いますが、優秀な人が集まっても優秀な意見が出されるわけではない…というのを実感しました。僕が好きな投資マンガでも、このように言っています↓

優秀な人間の意見

優秀な人間の意見 オリンピック

なぜ優秀な人材が集まっても優秀な意見が出されないのかは漫画を読んでもらうとして、東京オリンピックを「やりがい搾取」をするためのブラック企業にさせるのは良くないですね。


オリンピックは平和の祭典ではなく「お金を集めるためのイベント」です。

運営に関わる企業だけでなく、ちゃんとスタッフにも経済的に還元して欲しいと感じました。

 

やりがい搾取だけではない東京オリンピックの愚行

2020年の東京オリンピックに関しては、ほかにもまだ愚行・愚策とも呼べる話題が噴出しています。

誰も開催を望まない東京オリンピック…。始まる前から失敗の2文字が頭をよぎります。 

www.matome-pro.com