「夢をかなえるゾウ」を知っていますか?
僕が尊敬してやまない作家さんである水野敬也さんが書いた作品で、ドラマ化もされています。
どんな内容かというと、ガネーシャという名前の神様がとある若者に人生を好転させる方法、端的に言うと”成功法則”を教えるというものです。
ちなみにガネーシャのビジュアルはどんな感じかというと・・・
ゾウみたいな、そうじゃないみたいな、変な姿をしていますね。
「初めまして。インドの神様、ガネーシャです。
この街めっちゃ気に入りましたんでしばらくおらせてもらいます。
あんたの周りでええことあったら、それ全部ワシのしわざや思てください。」
とかナメたことも言ってます。関西弁ですけどインドの神様らしいです。
このインドの神様・ガネーシャが『夢をかなえるゾウ』の中で主人公に出した「成功するためにやらなければならない課題」をご紹介いたします。
- ガネーシャの課題
- 感謝しながら靴(仕事道具)をキレイにする
- コンビニでお釣りを募金する
- 食事を腹八分に抑える
- 人が欲しがっているものを先取りする
- 会った人を笑わせる
- トイレ掃除をする
- まっすぐ帰宅する
- その日に頑張れたことを思い出し、自分自身を褒める
- 一日、なにかをやめてみる
- 決めたことを続けるための環境を作る
- 毎朝、全身鏡を見て身なりを整える
- 自分が一番得意なことを人に聞く
- 自分の苦手なことを人に聞く
- 夢を楽しく想像する
- 「運が良い」と口に出して言う
- タダでもらう
- 明日の準備をする
- 身近にいる一番大事な人を喜ばせる
- 誰か一人のいいところを見つけてホメる
- 人の長所を盗む
- お参りに行く
- 人気店に入り、人気の理由を観察する
- プレゼントをして驚かせる
- やらずに後悔していることを今日から始める
- サービスとして夢を語る
- 応募する
- 実践した人だけが成功できる
- いまなら”無料”で読むこともできます
ガネーシャの課題
感謝しながら靴(仕事道具)をキレイにする
最初に出てきた課題は「靴磨き」。それも毎日ボーっと靴を磨くのではなく、『感謝しながら』磨かなければなりません。
自分が今やっている仕事における「顔」をきれいにするのは当然のことであり、毎日自分のことを陰ながら支えてくれている靴に感謝をするのも当然のこと。
夢をかなえるゾウでは分かりやすく靴が出てきましたが、料理人であれば包丁、ウェブデザイナーならパソコンやタブレット、大工さんならノコギリや金槌の手入れをしましょう!ってことでしょうね。
コンビニでお釣りを募金する
人を喜ばせることをやりましょう!ってことです。
募金したりすると「偽善者だと思われたらどうしよう…」などと気にする方がいるようですが、たとえ偽善者だと言われようと「これから大成功する自分にはこれくらいできて当たり前!」という気持ちでどんどん募金した方が良いです。そんな心構えを説いています。
食事を腹八分に抑える
食欲をコントロールするということは自分をコントロールするということ。つまり、腹八分目に抑えるというのは自制心の鍛錬になります。
気分が乗らない日でも仕事をやり、どんなに眠たくていますぐ布団にダイブしたい時でも仕事をやり、美人で若くてボンキュッボンの女の子と食事をした帰りに「もう少し一緒にいたいな♡」と囁かれたときでも「明日も仕事があるから」とお開きにする自制心を持った人しか成功者になれません。
食欲をコントロールできればたいていのことは自制できるようになります。ですからご飯を食べるときはどんなに美味しくても腹八分目に抑えましょう。
人が欲しがっているものを先取りする
お金は「人が欲しがっているものを提供する」ことで手に入ります。
目の前の人が何を欲しがっているのか?あるいは世の中の人々がどんなものを欲しがっているのか?に思考をめぐらし、相手が欲しがっているものを先取りして提供しましょう。
会った人を笑わせる
会っている相手に対して「あなたとご一緒できて楽しいですよ」という雰囲気を作る。そうすれば自然と笑いは生まれるし、ユーモアのある人のそばには自然と人が集まってきます。
一人でいても成功することはできません。集客するにしても、誰かの助けを借りるにしても、人を集める能力は必須です。成功するために、「会った人を笑わせる」ことを目指しましょう。
トイレ掃除をする
人がやりたがらないことをすると、それが「価値」になります。
価値を作るのが上手だった人が成功者になれるので、トイレ掃除は価値を作る練習に丁度良いですね。
「人がやりたがらないこと」という意味では、ゴミ出しをする、飲み会の幹事を引き受ける、上司の太鼓持ちをする、なども価値になりそうです。
まっすぐ帰宅する
会社が終わってからの時間は「自分の夢を実現するために使える一番大切な時間」です。誰かの誘いに反応するのではなく、自分の時間を自分でコントロールしましょう。
その日に頑張れたことを思い出し、自分自身を褒める
寝る前に「今日一日で褒められることはなんだったかな?」と思い出し、自分で自分のことを褒めましょう。褒められると嬉しいですし、褒める点が1つでもあると自分で自分の成長を感じられるようになり、努力が楽しくなってきます。
「え~?自分で自分のことを褒めるの?恥ずかしいよ~。」と思う方や、自分に厳しすぎて「褒められることなんて何一つない!」という方がいるかもしれません。
しかしニートの僕でさえ「今日は9時前に起きることができた。エライ!」「今日は30分散歩をした(体を動かした)。エライ!」と自分で自分を褒めているくらいです。あなたも自分で自分のこと褒めてあげてください。
一日、なにかをやめてみる
一日だけでいいので、いつもやっていることを「やめて」みましょう。やめた分、何かが自然に入ってきます。
人間の器(持ち時間)は決まっているので、どれだけ欲張っても手に入るものの量は決まっています。人生を変えたいのであれば、まずはじめに今持っているものを捨てて、代わりに新しいものを取り入れるようにしましょう。一日なにかをやめてみるのは、その練習です。
たとえば「一日、風呂に入るのをやめてみる」「ご飯を食べないでみる」「スマホを使わないでみる」「コンビニに入るのをやめてみる」など、普段習慣として行っていることをやめてみます。
決めたことを続けるための環境を作る
自分を変えるのではなく”環境”を変えます。
人は「変わることができない生き物」なので、放っておくと昨日と同じように行動し、昨日と同じような一日を過ごし、それが1年、3年、10年…と続いてしまい、何も変化のない、成長のない人生を送ることになりがちです。そして”意識”を変えようとしても人生を変えることはできません。
ですから本気で変わりたければ「そうせざるを得ない状況」に身を置き、強制的に変わらざるを得ないようにするしかありません。
何かを決めたのであれば、決めたことを実現するための”環境”を作りましょう。
毎朝、全身鏡を見て身なりを整える
環境を変えるためには服装を変えるのが手っ取り早くて効果的です。
毎朝全身が映る鏡を見て、身なりを整えましょう。
自分が一番得意なことを人に聞く
得意なことで社会に貢献すれば、自ずと成功できます。逆に不得意なことをやっていても、人並み以下のことしかできないため当然支払ってもらえるものも払ってもらえなくなります。
「俺って何が得意だと思う?」と自分が一番得意なことを友達や家族に質問してみて、得意なことを仕事にできたらいいですね。
自分の苦手なことを人に聞く
長所と短所はコインの表と裏。自分の短所がわかれば長所もわかってきます。
誰かに得意なことを質問した際、ついでに「俺って何が苦手だと思う?」と聞いておくといいですね。
夢を楽しく想像する
妄想の中だけで良いので、最高に楽しい気分を満喫しましょう。気分が良くなるので自然と笑顔になり、笑顔の人の周りには人が集まってきます。ムスッとした顔の人よりも、誰だって笑顔の人、機嫌が良さそうな人と一緒にいたいですからね。
「運が良い」と口に出して言う
あまり運が良くない時でも、あるいは運が悪いと感じた時でも、必ず「僕は運がいい!」と口に出すってことです。口に出すことで人間の脳は勝手に運の良いことを探し始めるので、最悪の事態から早急に脱出できたり解決策を思い付けたりします。
タダでもらう
タダでもらうことを意識するだけでコミュニケーションのやり方が変わるし気の使い方も変わります。
「タダより高いものはない」とはよく言いますが、タダで何かをしてもらうのは本当に気を遣うことです。タダで何かをしてもらう、タダで何かをおごってもらうためには、普通に会話をするよりいろいろなことを必要とされます。またこの課題は、その場をとりつくろうような態度だけじゃなくて、普段からの接し方や行いにも関わってくることなので、その場しのぎではなく普段からの行動にも影響を与える課題です。
明日の準備をする
「一瞬だけ」あるいは「1回だけ」良い成果を出すことは、それほど難しいことではありません。しかし「毎回」「常に」一流の成果を出せるのは、綿密な準備をしてきた人だけです。
「常に」一流の成果を出せるようにするために、明日の準備を怠らないようにしましょう。
身近にいる一番大事な人を喜ばせる
人は自分にとって大切な人のことよりも、どーでもい人のことを優先してしまったり気を使ってしまったりします。親や仲のいい友人のことよりも仕事の取引相手のことを優先してしまったり、何度もお店に足を運んでくれるリピーターよりもクレームをつけてくるお客さんへの対応を優先してしまったり…。
もちろん取引相手との付き合いやクレーム対応も大事ですが、身近な人のほうがもっと大事です。どーでもいい人に時間を費やすよりも、身近な人のことを喜ばせてあげることのほうが100倍大事。
どーでもいい人のことよりも、身近にいるもっと大切な人のことを優先し、彼ら、彼女たちを喜ばせることに時間やお金、労力を使いましょう。
誰か一人のいいところを見つけてホメる
人は自分の自尊心を満たしてくれる人の元へ集まります。褒めることで自尊心が満たされるので、褒めてくれた人に何かあった際には応援してくれたり守ってくれたり”恩返し”してくれます。自分の成功につながるので、人の良いところを見つけてホメてあげましょう。
人の長所を盗む
人の良いところ、長所を真似することです。
真似することは卑怯でもセコいことでもありません。お客さんを喜ばせるために、もっとたくさんの人たちを喜ばせるために真似をするんだ!と自分自身に言い聞かせ、人の良いところはどんどん盗んで自分のものにしていきましょう。
お参りに行く
恥ずかしいとか非科学的だとか、やらない理由を考えて実行しない人たちは、結局のところそこまでして成功したくないってことです。
成功する人たちは「とりあえず何でもやってみる」ことを基本にしています。科学的にどうだとか「やらない理由」を考える前に、ますはなんでもいいから実行しましょう。
人気店に入り、人気の理由を観察する
他の人たちと同じものを見ながら、他の人とは違う発想ができるひとだけが成功できます。
人気店には他の店とは違った「おもてなし」の精神が溢れており、客を喜ばせようという気持ちが至るところに溢れています。だからお客さんが集まるし人気店になれるんです。
人気店には積極的に足を運び、人気の理由をメモしておきましょう。
プレゼントをして驚かせる
サプライズで人を喜ばせます。
人はどんなときにサプライズ(驚く)するのか?答えは「期待を超えたとき」です。
相手の予想をちょっとだけ上回るような成果を出す。そうすることで相手はサプライズするし喜んでくれます。
これは仕事にも言えることなので、プレゼントして相手を喜ばせてみましょう!
やらずに後悔していることを今日から始める
人とは違う人生を送りたいなら、やりたかったことを「今すぐ」に始めるしかありません。そうしない限り、今すぐ行動しない限り、大多数の人と同じで後悔ばかりの人生になってしまいます。
やらずに後悔していることがあったら小さなことでいいので『今すぐ』に始めましょう。
サービスとして夢を語る
誰かとご飯でも食べながら自分の夢を語ってみましょう。
いろんな人の夢を聞いているうちに、
- 応援したくなる夢
- ふーん、お前一人でやってろ!と感じる夢
が出てくると思います。
どちらの夢の方が実現する可能性が高いかは一目瞭然。
自分だけが気持ちよくなれる夢ではなく、社会の人たちや皆が喜べるような夢を語り合い、皆に応援してもらいながら夢を実現していきたいですね。
応募する
自分でも気づいていない才能を見出すために、いろんなところで自分をアピールする。それが「応募する」ってことです。
応募できるものがあれば手当たり次第に応募してみて、自分の隠れた才能を発見していきましょう。ダブルワークとしていろんな仕事に応募してみるのも良い手です。
実践した人だけが成功できる
夢をかなえるゾウに出てきたガネーシャの課題を書き連ねてきましたが、似たようなことは他の成功法則の本やビジネス書にも書かれています。
どんなにたくさんの成功法則を知っていたところで、本当に成功できるのは”実践した人”だけです。
頭の中で思い描いているだけでは何も起こらないので、「靴を磨く」「トイレ掃除する」など簡単なことから実践していきたいですね。
ちなみに僕も「自分の得意な事、苦手な事」を友人に質問してみました。その結果僕は、
- 「真面目そうな雰囲気をしていること。掃除。」が得意な事
- 「発言がスルーされがち(誰に向けて発言しているのかわかりにくい)。女性との会話がぎこちない。」が苦手な事
だとわかりました。
これをどのように仕事や人生に活かしたらよいのかまだよく分かっていませんが、自分の得手不得手を知っていることは大きなメリットだと思うので、日常生活や仕事の場面で活かしていきたいと思います。「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」ですからね!他の課題についても少しずつ実践していきます。
『夢をかなえるゾウ』はところどころに笑いが散りばめられており、分厚い本や真面目な内容の本が苦手な方でも読みやすいです。笑いのセンスと成功法則を同時に手に入れたい方は『夢をかなえるゾウ』を手に取ってみてください。
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